インドネシア火山噴火、登山者11人死亡 不明者12人の捜索中断
[ジャカルタ 4日 ロイター] – インドネシアで3日に噴火したマラピ火山で登山者の捜索に当たっていた救助隊は4日、11人の死亡を確認した。12人が依然行方不明となっているが、現地が危険なため捜索は中断されている。
スマトラ島のマラピ火山は現地時間3日午後2時54分ごろに噴火し、上空3キロまで火山灰が上がった。
地元救助隊によると、噴火当時は75人が付近にいたという。
当局は、マラピ山の警戒レベルを上から2番目に高い水準に設定し、火口から3キロ以内への立ち入りを禁止した。
ビデオ映像によると、火山灰の巨大な雲が一面に広がり、車や道路が火山灰で覆われている。
4日も小規模な噴火が続いている。
49人の登山者が避難し、多くがやけどの治療を受けているという。
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10日にインドとパキスタンの間で発表された停戦は、どうやら長続きしなかったようだ。カシミール地方で両国の戦闘が続いていることを、インドのヴィクラム・ミスリ外務次官が確認した。

インドとパキスタンは10日、カシミール地方での軍事衝突を受け、即時停戦で合意した。しかし、停戦発効直後から双方が「相手が停戦合意に違反した」と非難し合い、現地の緊張は依然として解消されていない。

インド軍がパキスタン領内を攻撃し、パキスタン軍はインド戦闘機5機を撃墜と発表。双方で死傷者が出て緊張が高まっている。

世界の軍事費が過去最高の約390兆円に達した。中共は30年連続で軍拡を続け、地域の緊張と軍拡競争を加速させている。