1月25日、海上自衛隊は中国軍艦2隻が大隅海峡を通過し、東シナ海へ向けて航行したのを確認した(統合幕僚監部)
1月25日、海上自衛隊は中国軍艦2隻が大隅海峡を通過し、東シナ海へ向けて航行したのを確認した(統合幕僚監部)

中国海軍艦艇、大隅海峡通過して東シナ海へ

1月25日、海上自衛隊は中国軍艦2隻が大隅海峡を通過し、東シナ海へ向けて航行したのを確認した。

統合幕僚監部によると、1月25日午前3時頃、種子島(鹿児島県)の東約70kmの海域において、同海域を北進する中国海軍ルーヤンⅡ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「151」)及びジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「549」)の計2隻が確認された。海上自衛隊第1航空群所属「P-1」(鹿屋)が警戒監視・情報収集にあたり、これらの艦艇が大隅海峡を西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。

これらの艦艇は、16日に沖縄本島と宮古島(沖縄県)との間の海域を南進したものと同一である。

 

関連記事
外務省によると、2024年の訪日外国人ビザ発給は前年比1.7倍の719万件で、うち中国が73%を占め最多となった。これには安全保障上の懸念も指摘されている。
10日にインドとパキスタンの間で発表された停戦は、どうやら長続きしなかったようだ。カシミール地方で両国の戦闘が続いていることを、インドのヴィクラム・ミスリ外務次官が確認した。
ロシアとウクライナは停戦に向け直接会合を行う段階が見えてきた。ロシアのプーチン大統領は、直接交渉は5月15日にトルコのイスタンブールで開催される会合から始まる可能性があると述べた。
米中貿易協議の第1回目が10日にジュネーブで開催された。双方から100%を超える関税を課す貿易戦争からの脱出策を交渉する。会合は10時間以上続き、11日も継続される。
インドとパキスタンは10日、カシミール地方での軍事衝突を受け、即時停戦で合意した。しかし、停戦発効直後から双方が「相手が停戦合意に違反した」と非難し合い、現地の緊張は依然として解消されていない。