インド1月サービスPMI、61.8に上昇 需要堅調で6カ月ぶり高水準
[ベンガルール 5日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた1月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI、確定値)は61.8と、2023年12月の59.0から大幅上昇し、6カ月ぶりの高水準を付けた。堅調な需要が支えた。
速報値の61.2を上回り、景況改善と悪化の節目となる50を30カ月連続で上回った
HSBCのエコノミスト、イネス・ラム氏は新規事業の拡大が加速したほか、経営者が先行きに強い見通しを示し、新規輸出受注も伸びが加速したと説明した。
PMIの構成指数である新規事業は2年半にわたり50を上回っており、昨年7月以来の高水準を記録。輸出は3カ月ぶりの高水準っだった。雇用拡大も継続した。
コスト面では、投入価格が昨年8月以来の高水準を付けた一方、販売価格は約1年ぶりの低い伸びとなり、インフレ鈍化を示した。
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10日にインドとパキスタンの間で発表された停戦は、どうやら長続きしなかったようだ。カシミール地方で両国の戦闘が続いていることを、インドのヴィクラム・ミスリ外務次官が確認した。

インドとパキスタンは10日、カシミール地方での軍事衝突を受け、即時停戦で合意した。しかし、停戦発効直後から双方が「相手が停戦合意に違反した」と非難し合い、現地の緊張は依然として解消されていない。

インド軍がパキスタン領内を攻撃し、パキスタン軍はインド戦闘機5機を撃墜と発表。双方で死傷者が出て緊張が高まっている。

世界の軍事費が過去最高の約390兆円に達した。中共は30年連続で軍拡を続け、地域の緊張と軍拡競争を加速させている。