3月1日、政府は閣議で、能登半島地震への対応で1155億円の予備費使用を決定した。写真は1月8日、石川県内灘町の被災地で撮影(2024年 ロイター/Chris Gallagher)
 3月1日、政府は閣議で、能登半島地震への対応で1155億円の予備費使用を決定した。写真は1月8日、石川県内灘町の被災地で撮影(2024年 ロイター/Chris Gallagher)

政府、能登地震で予備費使用など追加支出1167億円を閣議決定

[東京 1日 ロイター] – 政府は1日の閣議で、能登半島地震への対応で1167億円の追加支出を決定した。鈴木俊一財務相が閣議後会見で明らかにした。

うち1155億円を一般会計の2023年度予備費から、12億円を特別会計から支出する。一般会計の予備費予算額は総額5000億円で、すでに1915億円使用しており、残額は1928億円。

主な使途は道路等復旧で768億円、災害救助関連139億円、住宅再建など61億円、農業施設復旧38億円、水道施設復旧33億円、水産物供給基盤整備18億円など。

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