4月3日、林芳正官房長官(写真)は午前の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区着工に反対する川勝平太静岡県知事が辞意を表明したことを巡り、「引き続き、品川─名古屋間の早期開業に向けた環境整備を進めていきたい」と語った。写真は都内で昨年12月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

リニア品川─名古屋間の早期開業、環境整備続ける=官房長官

Shinichi Uchida

[東京 3日 ロイター] – 林芳正官房長官は3日午前の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区着工に反対する川勝平太静岡県知事が辞意を表明したことを巡り、「引き続き、品川─名古屋間の早期開業に向けた環境整備を進めていきたい」と語った。

林長官は、国土交通省でJR東海と静岡県の協議状況を確認しつつ、JR東海に静岡県はじめ関係自治体との一層の対話を促すと話した。

共同通信などの報道によると、川勝知事は1日(訂正)の新規採用職員への訓示で職業差別と捉えられかねない発言をし、6月の定例議会をもって辞職する意向を示した。林官房長官は、知事の発言内容に関してはコメントを控えた。

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