自衛隊射撃場での悲劇的な発砲事故から 1 年 再発防止への取り組み=防衛省
自衛隊射撃場での悲劇的な発砲事故から一年が経過し、木原稔防衛大臣は記者会見で、自衛隊訓練中の事故の対応と再発防止策を発表した。
木原防衛大臣は6月14日の記者会見で、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で発生した銃撃事件について言及し、遺族に対して哀悼の意を表した。
当時18歳で自衛官候補生だった渡邉直杜被告(19)によるこの事件では、2名が死亡し、1名が負傷しており、木原大臣はこのような武器を扱う組織において許されるべきでない行為として厳しく認識していると述べた。
さらに、木原大臣は防衛省・自衛隊として、発砲事案を受けて策定された再発防止策を4月18日に公表しており、それに基づき、射撃訓練における安全管理の徹底に全力で取り組むことが、最も重要であるとの認識を示した。
その他、手りゅう弾投てき訓練中に発生した事故で1名が死亡した北富士演習場の事例や、海上自衛隊SH-60Kヘリの墜落事故について、原因究明を進めている現状を報告した。
最後に、木原大臣は訓練における安全管理の徹底と同種の事故・事案の再発防止に向けた取り組みを強化していくと述べた。
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