トランプ大統領の就任式 習近平見送り 副主席の韓正を派遣
中国共産党外交部は17日、20日に米ワシントンで行われるトランプ次期大統領の就任式に国家副主席の韓正(ハン・ジョン)派遣すると発表した。習近平自身の出席は見送られた。韓正は招待を受けた習近平の特別代表として派遣される。
次期大統領報道官のキャロライン・レビット氏は、2024年12月、トランプ氏が習近平を就任式に正式に招待したと明らかにしている。
米大統領選挙前から、中国共産党(中共)当局はトランプの顧問団との会談を模索していたが実現しなかった。トランプが当選後に習近平を就任式に招待した発表は、国際的に驚きを与えた。
中共の指導者が米大統領の就任式に出席するのは極めて異例で、中共側はこの件について長らく沈黙を守っていた。特使派遣は、トランプ次期政権との関係構築を目的としたものとみられる。
関連記事

アメリカ国務省は、出産と子供の国籍取得を主な目的としてアメリカに渡航する個人への観光ビザ発給を拒否すると発表した。

中国が関税報復でボーイング機の受領を停止。返却機は米国に戻され、ボーイングCEOは他国への引き渡しと業績回復を強調した。

トランプ米政権のベッセント財務長官と政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏が省庁人事をめぐって怒鳴り合いの口論をしたとされる。口論は、当時ホワイトハウスを訪問していたイタリアのメローニ首相の耳にも届く距離で起こったという。米メディアが報道した。

ルビオ氏は関税がトランプ大統領の交渉戦略なのか、それとも目的そのものなのかという問いに対し、「どちらも正しい。どちらも正当だ」と述べた。

トランプ米大統領が、自動車メーカーへの一部関税免除を検討していることが分かった。業界からの強い反発を受け、供給網や消費者コストへの影響を軽減するための措置とみられる。