【大紀元5月3日】(辛菲・記者)北京時間4月30日午前10時、山西のフリーライターである師濤氏は湖南長沙市中級人民法院(裁判所)に、「不法に海外に国家機密を提供した罪」で10年間の懲役を言い渡された。師濤氏は上訴する意向である。
師濤氏は三十六歳、陝西省『華報』、太原『西安商報』など数社のマスコミで記者、編集者を歴任した。近年、『民主論壇』などの海外のマスコミに原稿を提供し、独立中文作家協会の会員である。
去年11月、湖南省の中共幹部の汚職を報道したため、連行され、逮捕された。師濤氏の弁護士郭国汀氏はこの逮捕が違法であると主張したが、つい最近、弁護士免許の一年停止処分を受けた。
記者を守る委員会によると、これで中共に逮捕された記者の数は42人になった。