【大紀元5月4日】(香港=林秀宜)本年6月4日、「天安門事件」は16周年を迎えることになる。愛国民主運動を支援する香港市民連合会は、次世代にこの事件を知らせ、民主の理念を伝えるため、5月2日午後、遮打路歩行者天国で初めてリレー活動を行った。
今回のリレー活動は、1989年に起きた「天安門事件」16周年を記念する活動の一環であり、8チームが今回の活動に参加し、リレーのバトンは自由の女神の形をしている。活動を主催した連合会の主席・司徒華は今回の活動について次のように述べた。「天安門事件の真相を明らかにし、一党独裁を打倒し、民主中国を作ることは長い道のりである。世代を超えて努力しなければならないので、若者に天安門事件を知ってもらおうと思った」。最近、「天安門事件」の記念活動に参加する人が減っていることを危惧しているようだ。また、台湾国民党の連戦・主席が60年ぶりに、共産党とのトップ会談を実現し、最高のもてなしを受けたことについて、司徒華氏は平和的に中国と統一することに賛成しており、今回の連戦・訪中は「反国家分裂法」が制定されて以来の緊張関係を緩めたとして良い働きかけであると評価している一方、歴史から見ると、中共がいつも背信行為を行っているため、中共を信頼してはならない」と見解を示した。
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