【大紀元日本5月29日】AP通信社は5月26日、中国製おもちゃは七分の一が政府規定の安全基準に達していないと報道した。実際、中国品質監督管理局では、木製及びプラスチック製おもちゃの安全性が最も低いと、今年始めの検査調査で分かった。
中国消費者協会は25日、中国製おもちゃは世界おもちゃ総生産量の四分の三を占めていると発表し、子供達の安全を守るだけではなく、世界最大のおもちゃ製造国である中国自身の信望を守るためにも、安全措置を改善すべきだと呼びかけた。
中国では約一万軒あまりのおもちゃ工場が個人企業であり、政府が定めた安全基準に達しているものは少ないという。国家玩具基準協会の専門家張立氏は、「おもちゃ製造業において、おもちゃの安全性を測るシステム作りを急がなければならない」と呼びかけた。
(記者・夏竹)