シンガポール記者の逮捕、趙紫陽のインタビュー原稿が原因か

2005/05/31
更新: 2005/05/31

【大紀元日本5月31日】報道によると、シンガポールの英字紙「ストレーツ・タイムズ」の香港特派員・程翔の妻は30日、程翔が既に正式に逮捕されたことを明らかにした。程翔が逮捕される前、今年の春死去した前中共総書記の趙紫陽が生前、秘密裏に受けたインタビューの原稿を入手しようとしたという。

程翔の妻Mary LauはAFP通信の取材に対して、程翔は4月22日に広州で逮捕され、国家機密窃取罪に問われる恐れがあるという。

趙紫陽を取材したのは前新華社通信の記者である宗鳳鳴氏である。彼は特別なパイプを持っており、気功師として生前の趙紫陽に接近できる僅かな人の中の一人である。

程翔の妻の話によると、数ヶ月来、程翔はインタビューの原稿の入手を試みていたが、電子メールで何回か原稿の受け取りに失敗したという。そして、彼が広州に出向いて、ある気功師のところから原稿をもらえると思ったが、多分罠にはめられたと程翔の妻はこのように分析した。なぜならば、程翔はホテルで原稿を受け取ってすぐ、公安に逮捕され、しかも原稿は本物ではない可能性が有るからである。

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