【大紀元日本6月6日】中国南部と北西部地区において、洪水が発生し、数百人が死亡した。当局は緊急対策特別チームを被災地に派遣したという。
新華社の報道によると、6月3日に、関係省庁の職員で構成された特別チームは、被災状況が一番深刻な湖南省新邵県に到着し、被災状況を視察した。まず、被災地区の電力の復旧、飲用水の供給、通信網の復活に着手する。
湖南省、四川省と貴州地区は3日間連続、暴風雨が降り続け、現時点では、88人死亡、70人あまりが行方不明。しかし、ロイター通信は、被災地の状況映像から分析すると、少なくとも、数百人は死亡したはずであると報じた。
米国ラジオ「ヴォイス・オブ・アメリカ」の調べによると、今年に入ってこれまでの被災人数は6百万人に達し、倒壊した家屋は7万棟以上、20万人あまりが緊急避難した。直接の経済損失は25億人民元近くに上る。
中国では、毎年水害が起こっており、去年一年間で、水害で死亡した人数は1300人という。
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