河南省女性、妊娠9ヶ月で強制中絶され

2005/07/17
更新: 2005/07/17

【大紀元日本7月17日】中国河南省在住の法輪功学習者王桂金は、法輪功の信仰の放棄を当局に強要され、拒否したため、妊娠9ヶ月の胎児を強制中絶され、5年間の監禁を言い渡された。彼女は先日、海外のウェッブサイトを通して苦情をを訴え、国際社会に中国の人権問題に関心を持つようにと訴えた。

法輪功関連ウェッブサイト「明慧ネット」7月12日の報道によると、2004年7月19日、河南省淮陽県の王桂金氏は、当局に法輪功の学習を放棄することを強要され、自宅から淮陽魯台派出所に連行された。妊娠9ヶ月の王氏は、当日の夜、中絶手術を強制的に施された。その後、王氏は5年間の懲役を言い渡されたという。

夫の宋鎮霊氏も法輪功修煉のため、2000年10月3日に、現地の法輪功取締機構・610オフィスに拘留された。2004年5月、宋鎮霊氏は看守所で半身不随になり、両足が動かず、両眼とも失明したが、周口の川匯裁判所に10年間の有期懲役に言い渡された。

「明慧ネット」の統計によると、1999年7月法輪功が中国で弾圧されて以来、確認できただけで、死亡人数はすでに2600人に達したという。