【大紀元日本7月18日】動物園しか見られないパンダは、16日に四川省都江堰市の繁華街で現れ、周りの住民の間に大センセーションを引き起こした。
四川省の「成都日報」の報道によると、16日朝3時ごろ、ダムの近くでビールを飲み、納涼していた住民は、突然ダムの壁の上に立っている影に惹かれた。泥棒と思って追っかけたが、ダムから逃げ出し、近くの住宅地に入ったものはパンダであることが分かった。
朝六時30分、逃げ出したパンダは再び川の近くの木に姿を表し、既に眠りに入っているようだ。
情報を耳にした住民らは相次いで到着、パンダの様子を鑑賞した。ますます増える群集に、秩序を維持するため大量な警察が現場に到着。
やがて、四川省臥竜自然保護区のスタッフが到着、遠距離でに麻酔銃を打った後、パンダを木から下ろした。
パンダは健康状況を確認された後、ワー竜自然保護区に返送された。 なぜか自然から、都心部の繁華街に出たのか、未だ原因不明。
パンダが健康検査を行われている(Getty Images)
マスコミと民衆がパンダを見物(Getty Images)
パンダは木の上で動かなくなった(Getty Images)
消防員はパンダを助けようとする(Getty Images)