【大紀元日本8月4日】会社の資金、3千6百万ドルを着服したとして、中国の大手電器会社・科竜グループの社長である顧雛軍氏がこのほど、警察に拘束された。
新唐人テレビの報道によると、顧氏はすでに会社の資本金を乱用したことを認めている。また株式市場では、科竜グループの株に関する取引はすでに中止された。
科竜グループは最近、会社の流動資金の問題に悩まされていた。また会社の売上が落ち込んだため、同社の今年前半期の決算は赤字になる可能性が高い。
中国は、世界でも汚職問題が最も多い国のひとつで、毎年、汚職・収賄・公金の着服に関するスキャンダルが相次いで発覚している。