【大紀元8月15日】中国国内紙「南方都市報」の報道によると、13日午前、中国南部の広東省深セン市内のスーパーマーケットで、豚肉の販売が停止され、市民に過去二日間に購入した豚肉を食用せず、現地の検疫機関に届けるようにとの通告が出されたという。14日まで問題になった豚肉の大半は既に回収され、販売済みの肉については、追跡し回収に当たっていると報じられたが、回収の理由については触れられていなかった。
報道によると、今回の回収対象となる肉は約千キロ。そのうち400キロは既に販売されたという。また、市場関係者は付近の家を戸別に回り、回収対象の豚肉の購入の有無について尋ね回ったという。
今回の回収騒動が引き起こされた原因については明らかにされていないが。問題になった豚肉は全て、河南省から入荷したものである。