【大紀元日本9月26日】9月24日、抗議のため北京の中央党校付近に集まった300人余りが公安に身柄を拘束された。
胡錦濤国家主席が24日に中央党校の会議に出席するとの情報を得た抗議者らは、24日早朝5時ごろから北京南駅付近にある「直訴村」を出発し、3時間余りかけて中央党校に到着した。
午前8時から同9時過ぎにかけて到着した60~70人の抗議者らは、中央党校の入り口付近で警察と私服警官に阻止された。また、30人余りの抗議者が付近でその様子を見守っていた。
警官とパトカーが次々に応援に駆けつけ、同10時40分ごろには、道路の片側は10数台のパトカーで埋め尽くされ、中には多くの警官が待機していた。
同10時過ぎ、別の方角から駆けつけた100人余りの抗議者らは、多数の警官とパトカーによって党校から100メートルの地点で阻止された。午後になっても、多くの抗議者が続々と直訴村から党校に駆けつけ、少なくとも、300人以上が抗議に参加したものと思われる。
抗議者たちは、「腐敗を打倒し、人権を返せ!」というシュプレヒコールを繰り返し、腐敗を暴くビラが風に舞っていた。また、ある抗議者が掲げていた「腐敗を打倒せよ!」とスローガンが書かれたプラカードが警察によって押収される場面も見られた。
警察が続々と応援に駆けつけ、結局、抗議者らはパトカーで連行された。
警官とパトカーが大量に応援に駆けつけ、10:46には、党校付近の道路に10数台のパトカーが止まり、待機していた。
10:25 100人以上の抗議者が警官とパトカーによって党校から100メートルの地点で阻止された。
9:57 わずか10数分で、2台のパトカーと警官が応援に駆けつけ、直訴者を取り締まった。
9:46 60~70人の抗議者が数人の警官とパトカーによって党校の入り口から10数メートルのところで阻止された
(写真は全て大紀元から)