【大紀元日本11月6日】湖南省冷水江市の養鶏場で10月18日から21日の3日間で鶏の大量死が発生し、別棟の鶏舎からも病死した鶏が続出した。また、他の地域では、飼育している鴨が同様の病状が出ているという。両方の飼育現場で携わる住民には発熱、咳、めまいの症状が出ている。
先月中旬に1840羽の鶏が3日間で大量死した養鶏場は、今月初めになっても死んだ鶏が続出。経営者の曹駿氏は関係部門から死んだ鶏の検査結果は受けておらず、なす術もなく、現在は関係部門の指示通りに鶏に対して鳥インフルエンザのワクチン注射および毎日の鶏舎の消毒を行っているのみだ。
湖南省重大動物疫病状況予防制御部の関係者・張強氏は3日、曹氏の鶏は鳥インフルエンザに感染したことを認め、前日の報告で鳥インフルエンザ感染を否定したことを覆した。
鶏および鴨飼育現場で働いた地域住民らが発熱や咳、めまいの症状が出ているという。村民らは冷水江市疾病予防制御センターからの「鳥インフルエンザ感染接触者の医学観察登録」に登録されたという。
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