【大紀元日本11月10日】11月7日早朝、東北部のハルピンから満州里に向かう列車車内で、排気ガスの中毒事件が発生した。200人以上に中毒症状が現れた。
7日早朝、列車が興安嶺トンネルを通過するときに、燃料供給する機関車が故障したため約40分間停車した。その際大量の排気ガスがトンネル内に充満し、乗客のほとんどが寝ていたという。
その後目が覚めた乗客らは吐気や、めまいなどの症状を訴え、病院で診断した結果、一酸化炭酸中毒であることが分かった。
中広ネットによると、中毒症状を示した乗客の多くが途中下車し、残り約70人の乗客が海拉爾・鉄道病院で治療を受けているという。
保険会社女性幹部という乗客によると、12人の同乗者は全員入院し、本人も吐気や、めまい、手足の痺れなどを訴え、顔色が青黒くなって、全身からディーゼル・オイルの匂いがするという。
鉄道会社は情報公開を拒否している。