米田建三氏、秋季研究会開く

2005/11/24
更新: 2005/11/24

【大紀元日本11月24日】元内閣府副大臣で現在、帝京平成大学教授の米田建三氏が主宰する政経懇話会は21日、キャピトル東急ホテルで平成17年度秋季セミナーを開催した。これに先だって中山太郎衆議院議員が憲法改正について講演した。国会議員と地方議員30人以上が出席し、安倍官房長官も駆けつけて米田建三氏の政界復帰にエールを送った。来賓400人以上が同セミナーに出席し、米田氏の前途を祝した。

米田健三

安倍官房長官

米田氏は衆議院議員を10年間務め、内閣副大臣などの要職を歴任し、帝京平成大学教授として安全保障政策と国際関係論の教鞭を執り、衆参両院で学習会顧問を務めた経歴から期待が寄せられている。

出席した日本政界関係者は、中国の軍事的台頭、北朝鮮の拉致問題、日本外交と安全保障問題を憂慮している。

中国人民に対して友好的である米田氏は、中共が軍事力によってチベット、新疆などの少数民族に対して人権を踏みにじり、台湾に対して圧力をかけていることを強く批判し、大紀元時報の社説『九評(共産党についての九つの論評)』がもたらした脱党ブームを高く評価した。