コロンビア国内極左勢力、警官29人を解放

2005/12/22
更新: 2005/12/22

【大紀元日本12月22日】コロンビア極左勢力筋は21日、サン・マリオ西郊外で拘束した警官29人を全員解放した。ボゴタ当局20日の発表によると、国内極左勢力は17日同地区を急襲した時、警官たちを拘束したという。その他の警官8人がその場で殺害された。VOAが伝えた。

解放された警官の1人によると、犯行グループは国内二大極左勢力、民族革命軍(ELN)、コロンビア革命軍(FARC)だという。

現在、ハバナではコロンビア大統領・アルバーロ・ウリベ氏と民族革命軍とで暫定的な平和交渉が進められており、詳細はまもなく発表される予定。民族革命軍とコロンビア革命軍は政府軍を相手に41年間、ゲリラ戦を展開しており、毎年数千人の死者を出している。