【大紀元日本12月31日】2005年30日の東京株式市場では、日経平均株価は1万6111円43銭の終値で今年の取引を終了した。月間統計によれば、8ヶ月上昇し続け、バブル時の1989年5月の記録(9ヶ月連続上昇)に続く好調ぶりで、下半期の値上げ幅は50年ぶりの大記録を作った。
東京株式市場では株価が29日までに大幅続伸し続け、長垣xun_レ動平均との上方乖離率が高水準に達したため、大納会の30日では、高値警戒感から幅広い銘柄が利益確定売りに抑えられ、日経平均株価は1万6111円43銭で今年の取引を終えた。東証1部の売買代金は1兆5千億円を超え、去年の3倍近くとなった。
今年8月の内閣府の月例経済報告では、経済の基調判断を上方修正し、竹中平蔵経済財政担当相は「景気は踊り場的状況を脱却している」と述べた。日銀の福井総裁も「日本経済は実体面で確実にいい方向に進んでいる」とし、経済は7年間継続したデフレ状況から脱出する可能性を示唆した。それを受け、株価が本格的な上昇局面に突入し、日経平均株価は8ヶ月連続上昇し、下半期にかけて約40%も上昇し、1952年の47%以来の記録となった。
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