深せん市、娯楽施設の取締に、5千人が抗議

2006/01/22
更新: 2006/01/22

【大紀元日本1月22日】当局から取り締まりを受けた深せん市福田区娯楽施設のオーナーと従業員約5千人は19日、取り締まりに不満を持ち、同市政府(市役所)前で請願活動を行ったが、約千人が連行された。

香港紙「明報」の報道によると、深せん市政府は「無免許経営」「消防措置が基準に達していない」などのことを理由に、同市内の沙頭片区内の数百軒のカラオケーバー、スナック、ゲームセンター、サウナを強制的に閉鎖したという。施設のオーナーらと従業員はこのことに強い不満を感じ、19日の早朝から市政府の前で抗議活動を行った。

同じ時間帯に他の事由で抗議しにきた人が集まり、ピーク時に抗議者が6千人にも達した。当局は2千人の警察を動員し、現場の警備に当たった。抗議の中で、少なくとも組織者と見られる4人が連行され、取り調べを受けたという。さらに、約千人の参加者が派出所に連れていかれた。連行された人が、個人に関わる情報を登録された後に釈放されたという。