【大紀元日本1月30日】北朝鮮情報のオンライン専門紙「デーリーNK」28日の報道によると、北朝鮮・金正日総書記の側近、労働党中央委員会書記室・姜尚春室長(官房長官に相当)は、マネーロンダリング(資金洗浄)の容疑で11日にマカオで中国公安に逮捕された。
同日、韓国「聨合新聞通信社」や「朝鮮日報」「東亜日報」など各大手新聞社も一斉に「デーリーNK」の報道をトップニュースとして伝えた。「デーリーNK」の報道では、韓国および日本両国の情報当局が同件の事実内容について確認中であるとし、姜氏が逮捕された時間から推測すれば、米ドル偽造またはマカオの銀行を通して、マネーロンダリングを行った容疑で逮捕されたと分析した。
情報筋によれば、1940年生まれの姜尚春氏は金正日総書記と大学の同窓で、金総書記の個人的物品調達や秘密資金管理の担当として、北朝鮮護衛総局第2局アジア・米国産物資源秘書を務めると同時に、外務省の儀典局および近衛も担っており、金総書記の側近であり、総執事とされている。
韓国国家情報院は姜氏がマカオで逮捕された情報を非常に重視し、現在は情報の真偽について全力調査および確認に急いでいるという。
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