<中共ウイルス>石家荘市、隔離ハウス3000戸を急ピッチで建設中

2021/01/15
更新: 2021/01/15

中国河北省では、中共ウイルス新型コロナウイルス)の感染が急拡大している。同市は現在、大規模な臨時隔離施設の建設を急ピッチで進めている。中国メディアが伝えた。

それによると、1月13日、石家荘市では中共ウイルスの感染者が新たに75人確認された。14日午前0時の時点で、河北省の累計の感染者数は815人、海外からの感染者は36人。また、集中医学観察を受けている地元の無症状感染者と海外からの無症状感染者はそれぞれ195人と5人だ。

しかし、中国政府は情報隠蔽を繰り返してきたため、実際の感染者は正式発表の人数より多いとの懸念が出ている。

国営新華社通信など複数のメディアは13日、3000戸のユニットハウスの建材が河北省の唐山市から石家荘市正定県に運ばれたと伝えた。唐山市のユニットハウス・プレハブハウス製造会社3社が現在、工事を急いでいる。完工後、ユニットハウスは隔離用の病室として使われるという。

同報道によると、この3社は昨年、湖北省武漢市の火神山医院にユニットハウスを提供した。武漢市の火神山医院の建設は工期が10日の突貫工事だった。

地元メディア「石家荘新聞広播」によれば、臨時隔離施設を建設している正定県は石家荘まで15キロの距離だ。ユニットハウス1戸の使用面積は18平方メートルで、中に1部屋とユニットバスがある。

大紀元はこのほど、石家荘市防疫指揮部の隔離保障組が藁城区衛生部門に出した通知を入手した。通知は、同区に対して「新たな隔離施設を早急に利用する必要がある」と指示した。

13日夜、河南省の医療支援チームが石家荘市に入ったと明らかになった。同チームには95人のメンバーがいる。うち8割は昨年武漢市で支援活動を行っている。

(翻訳編集・張哲)