米ノースカライナ州に住む牧師ダリル・R・ピーブルスさんは、自分の名前をインターネット検索にかけたところ、オーストラリアのタスマニア州に同姓同名のダリル・R・ピーブルスさんがいることを発見した。ただ、2人の偶然はこれだけにとどまらなかった。
米国のピーブルスさんがオーストラリアのピーブルスさんに連絡をとり、メールのやりとりが始まるとさまざまな共通点が判明した。
2人は、ともに1949年生まれで、子どもも3人ずついる。そして、その子どものうち2人が1975年と1977年に生まれているのも共通点だ。
また2人とも、マジック、腹話術、音楽演奏を趣味に持つ熱心なパフォーマーだったことから、1年にわたるメール交換の後、先週末に米国のピーブルスさんの教会で初顔合わせし、観客400人を集めて一緒にパフォーマンスを開催した。
米国のピーブルスさんは10日、ロイターに対し、あまりに似ているので他人とは思えなかったと述べ、「こんなに共通点の多い同姓同名の人に会えるなんて、めったにないことです。まだ信じられません」と語った。いつか、タスマニアのピーブルスさんを訪ねて2回目のショーを一緒に行いたいという。
[ロイター10日=ロサンゼルス]
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