ロシア:原油パイプライン破裂、原油流出で環境大惨事の恐れ

2006/08/03
更新: 2006/08/03

【大紀元日本8月3日】ロシアの最大規模である輸出用原油パイプはロシアとウクライナやベロルシアとの国境近くで破裂し、大量の原油が流出したとの重大事故が発生した。ロシアの自然資源省は7月31日月曜日に、この事故によって自然環境が広範囲に汚染される可能性があると警告した。

AP通信社の7月31日の報道によると、環境保護団体が提出した報告書からみれば、今回の原油流出事故は環境的大惨事をもたらす可能性がある。

ロシアの自然資源省は、流出した原油はロシア西側のバイランスキ(Byransk)省にある水河川や森4平方マイルが汚染されたと発表した。

この原油パイプラインの長さが2,485平方マイルで、1日約120万バレルの原油を輸送している。原油パイプラインを管理しているロシア国営石油会社のOAO Transneft社は、唯一この事故について説明責任があるが、現状把握が出来ないためまだ説明できないと述べた。

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