広東省:順徳村民が座り込み、締め出しを受けて衝突

2006/10/19
更新: 2006/10/19

【大紀元日本10月19日】蘋果日報(Apple Daily)の報道によると、土地売却資金を官員に横領されたことに不満を持った広東省順徳杏壇鎮村民が、先日、村民約800人が公安の妨害を避け、夜中に分散して出発、広州に向かい、広東省政府の汚職と腐敗を抗議する座り込みを行った。しかし、15日夜、2000人近くの公安及び機動隊により駆散され、あるいは順徳に送還された。その後、警察、民衆との間で再度衝突が発生し、村民数十人が負傷、2人が危険な状態にあるという。

報道によると、警察、民間の衝突が発生した後、16日、当地は白色テロの状態に陥り、公安が村の到る所で人を逮捕した。逮捕された者には、10人余りの村民代表が含まれ、このうち2人が郷人民代表大会の代表であった。同日午後、この事件を受け、村民2000人余りが杏壇公安分局と杏壇鎮政府を包囲し、当局に釈放を求めた。夜になっても村民数百人が集結しており、現場を離れる気配はなかった。