【大紀元日本2月21日】法輪功迫害真相究明調査連盟(CIPFG)によると、同連盟は2007年2月12日までに,世界の四大陸における四つの調査団、オーストラリア、アジア、欧州、米国-カナダ調査団を相次いで結成したことに伴い声明文を発表し、中国の法輪功学習者を対象とした臓器狩りと、2008年北京五輪の中止を求めた。
声明文の概要は次の通り。
四つの調査団のメンバーは全部で301人、各国のさまざまな領域の非法輪功学習者から構成されたのである。その中には、国会(連邦)議員が33人、洲、県、市議会の議員及び政府関係者は34人、宗教と地域社会のリーダーは19人、臓器移植専門家と医師は46人、資格を持つ国際人権弁護士及び刑事弁護士を含む弁護士は56人、非政府組織及び団体は55箇所、国際メディアは4箇所、そして他の人権活動家は54人である。当組織のメンバーはまだ増加中である。
当調査連盟の趣旨は、中共による法輪功学習者の臓器収奪の告発に対する調査を通して、中国における法輪功学習者が受けている迫害の真相を暴き、その迫害をやめさせ、そしてその大虐殺を画策、また実施する者に対し、国際刑事法における「反人類罪」の責任を追及するものである。
そのミッションを果たす重要な一歩は、中国現地に入って証拠を集めることである。今まで、すでに多くの国及び国際組織は、中共による法輪功学習者への迫害及び臓器収奪で暴利を貪ることに重大な関心を示し、そして非難を表し、さらに我々の努力を支持してくれた。カナダ二人の調査員は、2006年7月6日と2007年1月31日にそれぞれ発表された調査報告によって、我々はこれを調査するために、法輪功学習者の拘束されている場所を公開するよう、中共に求める十分な理由を持っている。(同報告については次を参照、http://organharvestinvestigation.net/)
メンバーは、いつでも中国現地に入り調査を実施する準備を整えた。当調査連盟のあらゆるメンバーは、中共の法輪功団体への迫害を停止するまでに、引き続き国際社会からの協力を要請する。
当調査連盟のオーストラリア調査団及びアジア調査団は、中国に入り調査を行うことに関して、2006年12月にそれぞれ中国の関係部門及び大使館に書状を送った。それから、すでに一ヶ月以上経ったが、今までに何ら返答はない。中共当局は当調査連盟の調査団が中国に入って調査を行う要請に対し、即時かつ直接に応えるべきである。人命にかかわる重大なことであり、一刻も猶予できない。
次のように国際社会に謹告する。当調査連盟は、世界のあらゆる正義感を持つ皆様と力を合わせ、人を殺して臓器を収奪するなどの反人類的犯罪行為と、基本的人権を尊重されるべき2008年北京五輪大会の開催の二点について、中共支配の下にある中国で中止を求めるべく尽力する次第である。
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