【大紀元日本2月26日】ウガンダ政府関係者は2月25日に、少なくとも110人がここ2ヶ月間で、脳膜炎で死亡したと発表し、当局はワクチン接種の範囲を広げ、感染拡大の予防対策を講じたという。
ウガンダ当局衛生関係者によると、今年に入ってからウガンダで初めて脳膜炎が発生したとし、北部の貧困農村ではこれ以上の死者が出ているという。
衛生部伝染病のオカワ課長は「少なくても110人が死亡した。主な発生地域は西ニロ州およびカラモヤ地区」と明らかにした。オカワ課長は、死亡症例の半数はアルア地区で発生しているとし、現時点では感染拡大がコントロールされていると説明した。
当局によると、衛生部は約50万人分のワクチンを用意し、さらに30万人分のワクチンを予備する方向であるという。衛生部職員のマリンジャ氏は「我々は感染拡大を制御するために、世界保健機関(WHO)に協力する。実際、これまでに施した対策の成果はあった」と語った。
脳膜炎はくしゃみ、咳など空気によって感染する伝染病の一種で、脳および脊髄を侵すもので、発熱、湿疹、嘔吐等の症状がある。早期発見および治療でも、致命的な病気である。
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