【大紀元日本4月6日】降雨量の不足が続いていることから、四川における春の干ばつが依然として拡大を続けている。3月31日現在、全省で152万人の飲水が深刻な困難となっている。
昨年、特大の干ばつに遭遇したのに続き、四川省では、比較的深刻な冬の乾燥、春の干ばつに遭遇した。四川省長の蒋巨峰省長によると、干ばつは77の県(市、区)に及んでいる。現在は、小春作物の生産と春作物の生産準備のための重要な時期にある。
四川省の春の干ばつの今後の動向については、全く楽観視できない。四川省気象局局長・趙広忠は、気象資料からの分析に基づき、3月末までに全省で広範囲の降雨が発生することがなく、また、気温の反発が比較的早く、温暖・乾燥の特徴が依然として顕著に見られていることから、干ばつは更に拡大を続けることになると述べている。