[東京 25日 ロイター] – 政府は25日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部で、緊急事態宣言の対象地域に新たに8道県を追加することを正式決定した。まん延防止等重点措置の適用地域も4県追加する。菅義偉首相が午後9時から記者会見する。
新たに追加する緊急事態宣言の対象地域は北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の8道県。発令地域は21都道府県に広がる。
政府は17日に緊急事態宣言の対象に兵庫県など7府県を追加し、期間を20日から9月12日までとする方針を決めたばかりだが、感染拡大に歯止めがかからず追加対応に追い込まれた。
重点措置の対象には高知、佐賀、長崎、宮崎の4県を加える。重点措置の対象地域は12県となり、緊急事態宣言を適用する21都道府県と併せ、全国47都道府県の7割で厳しい感染対策を取る。期間は27日から9月12日までとする。
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