【大紀元日本7月30日】中国重慶、四川、新疆、広西、湖北など多くの省・市はこのほど、暴雨洪水に見舞われ、死傷者が続出し、被害状況は深刻である。
中国メディアの報道によると、これから先の3日間に予測される暴雨は、これまでに深刻な被害を受けた四川省東部、南部地区にさらなる被害をもたらすという。
7月27日、湖北省武漢市黄阪区、江夏区、漢陽区などの7区および洪湖市、赤壁市、嘉魚県、鹹安区では暴風・雹に見舞われ、全省の被災者が37万4500人で、死者10人、負傷者323人の災害をもたらされた。
7月26点xun_ネ降、新疆のイリ、アルタイ、アクスなど多くの地区では山津波が起こり、一部分の河川に土砂が積もり、堤防が崩壊やダムが決壊、農作物が流され、電力施設や道路が破壊され、交通が麻痺し、千人以上の乗客は身動きできなくなったという。
7月25日~26日、広西省西林県では降り止まない暴雨に見舞われ、山津波が発生し、河川の水位が急上昇し、洪水などによる直接経済損失は984万元(約1億5153万円)に上り、被災者が1830人に上ったという。
一方、湖南省において、西部では洪水災害が発生したことに対して、東部では干ばつが起きている。洪水災害による死者は5人と行方不明者が1人。
貴州平塘県城および貴定県の一部の郷・鎮では、一時期洪水に囲まれた数千人が現在全員避難した。
一方、淮河における4度目の増水期は基本的になくなっている。増水期から水位が引く時期に入っていることから、淮河・花家湖彭崗一帯における堤防の崩壊状況もコントロールされたという。
気象条件が好転し、重慶市大部分の地区における降雨量は減少したため、重大暴雨洪水災害および地質災害の警告は解除された。
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