四川大地震:乳児を救った母親の愛

2008/05/18
更新: 2008/05/18

【大紀元日本5月18日】13日午後、中国四川省都江堰河畔で倒壊した民家の廃墟から、生後3、4か月の元気な乳児が救助された。同時に発見された若い母親はわが子をかばっている姿勢で、すでに息を引き取っていた。

報道によると、乳児は発見された時、とても元気な顔で母親のお乳を吸っており、母親の体から離された瞬間に泣き出した。この親子の絆に感動した現場の救助隊員たちは、思わず涙がこみ上げた。

「母親の姿勢から見ると、彼女は最後まで子供をかばって、恐らく命の最後の一刻までお乳を子供の口に含ませようとしたのだろう」と、ある救助隊員が話した。

(翻訳・市村)