【大紀元日本5月13日】「中国人がいる所、チャイナタウンがある」。昔のこの名言は今や、「中国人がいる所では、5月13日を祝う」に切り替わった。日曜日の9日から、世界各地の法輪功学習者らが、「世界法輪大法デー」と定められる5月13日を記念するため、祝賀行事を行っている。気功修煉法・法輪功(ファールンゴン)の創始者・李洪志氏が1992年5月13日、吉林省長春市において第1回目の法輪功講習会を開催した日を記念、2000年より、法輪功学習者らはその日を法輪功が世に伝え出された日と定め、世界各地で祝賀の行事を行っている。この日は、李洪志氏の誕生日でもある。
18周年に当たる今年は、5月9日の日曜日に「世界法輪大法デー」の行事を行った地域が多く、現地に在住する法輪功学習者を中心とするパレードや集会が催され、多くの市民の関心を集めた。カナダのハーパー首相や北米の政府要人らも記念の祝辞を寄せている。法輪功を学習することで迫害される中国大陸からも、一般人から政界、軍部、大学関係者まで、多くの祝辞が法輪功学習者の海外公式サイト「明慧」サイトに寄せられている。
1992年に伝えられてからわずか数年で、心身両面での顕著な
5・13世界法輪大法デーを祝う。5月8日、台湾日月潭。法輪功の教えを共に勉強する親子(大紀元)
健康効果と自由かつ無料で学習できる、自己流の考えを入れないなどの誠実な伝達法によって人々の信頼を獲得し、中国国内で爆発的に広まった。1999年7月20日に江沢民前総書記が法輪功弾圧に乗り出す前の政府メディアの報道では、7千万人の愛好者がいたという。現在、法輪功は中国だけでなく世界114の国と地域に広まり、法輪功の基本図書である『転法輪』は30数カ国語に翻訳された上、法輪功を学ぶ人は1億人以上と言われている。
日本でも今月9日、東京で「世界法輪大法デー」を記念するパレードが行われた。首都圏在住の一部の法輪功学習者ら約300人が、新宿付近でパレードを行った。楽団による力強い演奏を先頭に、美しい唐朝の衣装をまとった女性たちや法輪功の動作を紹介する煉功隊、法輪功のすばらしさを伝える各種の横断幕が続いた。