[ソウル 24日 ロイター] – 韓国検察は24日、チョ・グク前法相の妻で大学教授のチョン・ギョンシム氏を逮捕した。逮捕はチョ氏の家族の投資や子供の大学入学を巡る捜査の一環。
ソウル中央地裁が逮捕状の請求を認めた。国内メディアによると、逮捕容疑は文書偽造や不正な金融投資など。
チョン氏の弁護士は、逮捕容疑は事実無根だと主張している。
チョ氏は先週、就任から約1カ月で法相を辞任。同氏を任命を巡っては、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持者と反対派が大規模なデモを実施する事態となった。
大統領府は、チョン氏の逮捕ついてコメントを出していない。
主要野党の自由韓国党は逮捕を歓迎。チョ氏の聴取を要求している。
文大統領の支持率は、チョ氏の任命後、2カ月にわたって低下していたが、世論調査会社リアルメーターが今週実施した調査によると、大統領の支持率は45.4%に回復。2週間前は就任以来最低の41.4%に落ち込んでいた。
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