赤く変色したナツメ (ネット写真)
【大紀元日本9月27日】中国でナツメの季節がやってきた。中国語で「紅棗」とあるように、鮮やかな赤色をするほうがおいしく感じられる。そんな消費者心理につけ込んだサッカリンナツメが今、出回っている。
サッカリン酸ナトリウム水溶液に漬けることによって、青いナツメが短時間で赤くなるという。ただ、食べてみると甘みの中に苦みがあり、しかもとても腐りやすい。
ある記者が実験をしたところ、50分間で青々としたナツメが真っ赤に変わった。
サッカリン酸ナトリウムは甘味料に分類され、ダイエットコーラなどの清涼飲料水、冷菓、漬物、しょうゆなどに使用されているが、果物への添加は認められていない。砂糖の200から700倍の甘みがあるが、高濃度では苦みを感じる。現在、米国や中国において大量に使用されているが、日本では食品衛生法により各食品への使用量が制限されている。
(翻訳編集・坂本)
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