日米外務次官、東アジアの安全保障問題を協議 「日米同盟は世界平和の礎」

2021/11/19
更新: 2021/11/19

訪米中の森健良・外務事務次官は現地時間11月18日、ワシントンでウェンディ・シャーマン国務副長官と会談した。日米両国が東アジアの安全保障問題について緊密に連携することで一致したほか、北朝鮮の非核化に向けて韓国と協力することの重要性を確認した。

双方は会談で、地域の安全保障環境が厳しさを増すなか、日米両国が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携していくことを協議した。そして日米同盟はインド太平洋地域そして世界の平和と安全の礎であると強調した。

中国や朝鮮半島を含む地域情勢について意見交換を行った。中国をめぐる諸問題について日米が連携して対処することや、国連安保理決議に基づいて北朝鮮の完全な非核化に向けて連携することで一致した。

北朝鮮問題に対処するうえで、日米だけではなく、韓国を含めた3カ国での協力と意思疎通が重要であることを再確認した。

シャーマン副長官はまた、日本が国際的なイニシアチブでリーダーシップを発揮していることに感謝の意を示した。

崔潤水(CHOI YUNSU)