[リヤド 6日 ロイター] – サウジアラビアの汚職対策委員会が4日遅く、11人の王子や4人の現職閣僚、元閣僚ら数十人を拘束した件を巡り、同国当局者は6日、ロイターに対し、王子らは汚職や横領、資金洗浄、職権乱用などの容疑で拘束されたと明らかにした。
この当局者によると、投資会社キングダム・ホールディングを所有する著名投資家アルワリード王子は資金洗浄、汚職、当局者への強要の疑いがかけられている。
国家警備相のムトイブ王子は横領、架空の職員採用、自身の企業への軍事品発注などの疑いが持たれている。
また、国営石油会社サウジアラムコの取締役であるアッサーフ元財務相は横領や、内部情報を利用して土地取引で利益を得た疑いなどが持たれている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。