【大紀元日本10月2日】米国議会で与野党が2014会計年度の予算案をめぐって対立したことで、期限の30日夜になっても同案の合意に至らず、米国時間10月1日から米政府機関の一部が閉鎖される事態となった。
オバマ米大統領は30日午後、予算案の成立期限が迫るなか、ホワイトハウスで政府機関閉鎖の回避を求める声明を発表していたが、最後まで与野党の溝は埋まらなかった。
国防関係や警察などの国民生活に直結する業務は継続される予定だが、ワシントンDCを代表する観光名所の「リンカーン・メモリアル」や「国立スミソニアン博物館」などは閉鎖となる。
米国で政府機関が閉鎖されるのは実に17年ぶり。80万人以上の連邦政府職員が一時帰休を強いられる可能性が出ており、米経済への影響が懸念されている。
(翻訳編集・森 豪太)