【大紀元日本1月10日】貴州や重慶など南方の省市が、続く低温気候により深刻な災害に見舞われている。現在、貴州では40万人あまり、重慶では57万人あまりと、合わせて100万人近くが断水や水不足に陥っている。
中国国内メディアによると、この天候のため貴州省遵義市では、40万人以上が水不足となっている。また少なくとも60本の道路が凍結しており、長距離の旅客輸送では運行停止もみられる。一部の農村部では凍結の影響により停電も起きているという。
重慶市では700キロあまりの水道管が破損し、57万人あまりが断水あるいは水不足に陥っているほか、昨年末から重慶東南部、東北部の山岳地区で大雪が降り、現地の高速道路が200キロ以上にわたり氷雪による被害を受けている。高速道路の一部は大巴山脈、武陵山脈区域を通り、海抜1400メートルの区間もある。また日照が限られた区間や橋梁の多い区間もあり、路面の温度が低く凍結しやすいため、通行が困難となっている。
(翻訳編集・坂本)
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