【大紀元日本1月27日】習近平国家主席は26日、内モンゴルの国境地帯でパトロール勤務する兵士を慰問した。中国メディアは、習主席が中央軍事委員会主席に就任してから、7大軍区をすべて訪問したと伝えた。
新華社の公式ミニブログによると、26日、内モンゴルのアルシャンで視察する習主席はパトロールの兵士を慰問したあと、食堂で食事をとり、兵士と歓談した。中国では、旧正月前に指導部が軍や民間の末端施設を訪問するのが定例になっている。
新華社傘下の『瞭望』誌は、習主席は2012年11月、中央軍事委員会主席に就任してから昨年末まで、9回にわたって軍や士官学校、武装警察部隊を視察したと伝えた。視察は7大軍区を全部網羅し、そのなかで8回も「強軍」と「使命・任務の執行能力の向上」を明確に強調した。
軍部へのこういった訪問も含め、習主席は就任後、14回、計39日間、国内視察を行ったと同報道。全国3分の1の自治体に及ぶこれらの訪問の重点は、「全面的に改革を深化する」ことだったという。
(翻訳編集・張凛音)