【大紀元日本5月29日】およそ7000人の中国人による「超」大型ツアー団体がこのほど、70機の飛行機に分乗して米国にやってきた。最初の都市ロサンゼルスでは30軒のホテルに滞在。この団体は中国人渡米ツアーの中で最多人数を記録し、7000人はアメリカ各地で8500万ドル(約86億4000万円)を支出すると期待されている。米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日に報じた。
同報道によると、ツアー参加者のほとんどは広東・完美直販グループの従業員。北京、上海、大連、香港からロサンゼルスに向かった従業員らは27日、同市で開かれる会社の年次営業総会に出席するという。
会議のほか観光ツアーが予定に組まれている。ディズニーランド観光やショッピングセンターでの買い物を楽しむ。南カリフォルニア最大のショッピングモール・サウスコーストプラザが26日、公式ミニブログで、バス34台に乗った中国人観光客を迎えたと明らかにした。
同報道によると、昨年、中国人観光客が米国での支出額は1人平均9700ドルで、10年前の9倍に上っている。この驚異的な購買力と対照的に、マナーに関しては各国が眉をひそめている。今回のツアープランナーも事前に、アメリカでしていいことと、してはならないことを参加者に入念に注意したという。
(翻訳編集・王君宜)