【フォトニュース】ノーベル物理学賞、青色LEDの赤崎・中村・天野氏に

2014/10/08
更新: 2014/10/08

【大紀元日本10月8日】スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、青色発光ダイオードLED)を開発した、名城大学の赤崎勇終身教授(85)、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授(60)、名古屋大学の天野浩教授(54)の3人に贈ると発表した。

発光ダイオード(LED)は、消費電力が少ないうえ長寿命。既に開発されていた赤色と緑色のLEDに青色が加わったことで、光の三原色が揃い、フルカラーの大型ディスプレイなどに利用されるようになった。授賞理由は「明るくて省エネルギーの白色光源を可能にした効率的な青色発光ダイオードの開発」。

日本人としては、2012年の山中伸弥氏(医学・生理学賞)に次ぐノーベル賞受賞となった。物理学賞は、2008年の小林誠氏、益川敏英氏ら以来、6年ぶりだ。

(翻訳編集・森 豪太)
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