【大紀元日本3月12日】低迷が続く中国不動産市場はさらなる苦境に立たされた。最新発表された不動産市場の各指数は軒並み下落している。
国家統計局の11日の発表によると、今年1-2月の販売用不動産物件(居住用物件のほか、オフィス用物件、商業用物件を含む)の販売面積は前年比16.3%減の8764平方メートル。うち住宅、オフィスはそれぞれ17.8%、4.6%減少した。販売用不動産物件の販売額は15.8%減の5972億元。うち住宅、オフィスはそれぞれ16.7%、15.6%減少した。不動産販売額は前年比20.9%減少した2012年以来の最大の下落幅となる。
不動産投資額の伸び率も落ちている。1-2月の不動産投資は前年比10.4%増で、昨年より0.1%減となった。うち住宅物件への投資は9.1%増の5922億元で、昨年より0.1%下落した。住宅投資は不動産投資の67.4%を占めている。
最新の発表では、販売用物件の在庫面積は63922平方メートルに達し、昨年末より1753平方メートル増加した。
また、不動産景気の動向を表す「全国房地産開発景気指数(不動産景気指数)」は12月より0.16ポイント低い93.77を記録、2001年1月の統計開始以来で最悪のレベルを記録した。
(翻訳編集_・江音)
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