北朝鮮は5月より国名を「Corea」に改名すると先月31日の韓国メディアは報道している。去年8月には「平壌時間」を導入しており、「日本の罪悪を決算して民族の自主権を守るため」と北朝鮮は主張している。
韓国メディアの報道によると、北朝鮮の従来の「朝鮮民主主義人民共和国」の英語名が「the Democratic People’s Republic of Korea」だったのに対して、5月の労働党全国代表大会で「the Democratic People’s Republic of Corea」に改名すると発表された。
金日成総合大学博士生の朴学哲氏の論文によれば、元々北朝鮮の英語名は「Corea」だったが、北朝鮮が日本の植民地だった時代、日本はアルファベット順に見て「Japan」の「J」が「Corea」の「C」よりも後ろにある事を不満に思い、「Corea」から「Korea」に改名したという。
しかし、韓国仁荷大学の李英浩教授が20世紀初期の日本書籍を調査したところ、日本側は「K」又は「C」に関して関心を持っていない。
「C」が正解であるとしても、現時点で国名を修正するのは非常に困難であるとされる。
去年の8月15日、北朝鮮は国際社会に対して正式に「平壤(ピョンヤン)時間」の使用を発表した。これによって韓国と北朝鮮の間には30分の時差が生じ、南北交流そして将来的な南北統一にも支障が出るだろう。
先月6日、北朝鮮が水爆実験を行って国際社会を驚かせた。安全保障理事会は北朝鮮による再度の核実験阻止に向けた方策や今回の核実験実施に対する制裁について協議した。
(翻訳編集・山本アキ)