米ゼネラル・モーターズは10日、最新の軍事車両の情報を明かした。燃料不足の問題を解決することが見込める、水素をエネルギーとした燃料電池を搭載しているという。
軍事車両はしばしば、運搬活動において、電気やガソリンなどの燃料が不足するような環境に見舞われる。ゼネラル・モーターズはこの軍部の問題を解決するため、燃料電池を搭載した「シボレー・コロラドZH2」の開発した。
外見はなかなか厳めしい。高さ約2メートル、幅2.1メートルの巨体に、37インチのタイヤが備え付けられる。水素をエネルギーとする燃料電池で動く同車両は、外部取り付け装置も、この燃料で動かすことができるという。
同社プレスリリースによると、「米陸軍は、軍事任務においての能力を見るため、来年、過酷な環境でテスト走行を行う」。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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