今から百年ほど前、共産主義という名の「悪霊」がヨーロッパ大陸をさまよい始めた。
社説

共産主義の知られざる真実

※ 大紀元エポックタイムズで表明された内容や意見は、寄稿者の個人的見解です。無断転載を堅く禁じます。

 二つ目の出来事は1859年に発表された『種の起源』だ。進化論なる仮説は人類を神への信仰から背離させた。共産党は進化の法則を階級闘争に持ち込み、「闘争」は共産党がその政権を維持する手段となった。経済的な平等を追求する衝動のもと、多くの追随者は共産主義の織りなしたユートピアの幻想に惑わされた。

 共産主義運動は19世紀の西ヨーロッパで行われた労働者運動に起源を持ち、カール・マルクスの『資本論』、『共産党宣言』を理論の基礎とする。1917年にロシア共産党が誕生して以来、その支援の下各国で共産党政権が成立した。それらの勢力は各地で暴動を起こし、絶え間ない衝突と社会的動揺を引き起こし、世界秩序を脅かした。

 良きものを求めるのは人間の権利であり、問題解決の方法を探すこと自体は非の打ちどころがない。しかし共産主義の宣伝する無神論、階級闘争そして暴力は、人類が数千年来培ってきた文明の結晶を破壊し、伝統を断絶させた。多くの人は問題解決の方法として共産主義を選んだ。その「悪霊」がもたらすのは暴力と災難であることを知らずに。

(続く)

(翻訳編集・文亮)