[ジュネーブ 27日 ロイター] – 世界経済フォーラム(WEF)が27日発表した国際競争力ランキングによると、スイスが9年連続で首位を維持した。日本は前年の8位から9位に後退した。
WEFのエコノミスト、Thierry Geiger氏は、スイスではインフラや教育の好循環がみられるとした上で、同国の人材の創出と活用が大きな効果をみせていると指摘。「技術革新を進める能力があり、様々な要素がそれを支援している」と述べた。
トップ10の国・地域は前年と変わらなかった。前年3位だった米国はシンガポールを抜いて2位に浮上。香港は順位を3つ上げて6位となった。英国は8位と、順位を1つ落とした。
中国は順位を1つ上げて、27位。ロシアとインドはそれぞれ38位と40位だった。
最下位はイエメンで137位となった。
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