[ワシントン 5日 ロイター] – 米政治専門サイト「ポリティコ」は5日、米政府当局者3人の話として、ジョン・ケリー米大統領首席補佐官の私用の携帯電話がサイバー攻撃を受けていた疑いがあると伝えた。
攻撃は昨年12月に行われた可能性があり、ハッカー集団がケリー氏の電話に保存されたデータにアクセスできた恐れがあるという。
ケリー氏は今年1月、トランプ政権に国土安全保障長官として参加。7月に大統領首席補佐官に就任した。
ホワイトハウスはロイターのコメントの求めに応じていない。
ポリティコによると、ケリー氏が今夏、私用の携帯電話の不具合を訴えて、ホワイトハウスの技術サポート部に電話を引き渡した際、攻撃を受けていた疑いがあると分かった。実際にデータに不正なアクセスがあったかどうかは不明。
ポリティコによると、あるホワイトハウス当局者は、ケリー氏は政権入りした後は個人の携帯電話をあまり使っておらず、政府が支給した電話を主な通信手段に使っていたと語った。
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